令和8年度 学校だよりNO06(図解版)
「みんな違っていていい」の、その先へ。
9月25日、文部科学省から「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ(案)」が示されました。学習指導要領は、学校で何を、どのように学ぶのか、その大きな方向を示すものです。
「違いを認める」ことの先にある、「誰にとっても参加しやすい学校」「ともに創る学校」へのアップデートを図解で解説します。
次期学習指導要領の「3つの大きな方向性」
主体的・対話的で深い学びの実装
自ら問いを立て、周囲と対話しながら本質的な理解を深める学習。
多様性の包摂
一人ひとりの違いを認め、誰もが取り残されずに参加できる環境づくり。
実現可能性の確保
理想だけでなく、学校現場で持続可能かつ確実に運用できる形を整える。
「多様性」の進化モデル(3つのステップ)
学校が目指すべき「本当の多様性の尊重」へのステップ
違いを認める(「みんな違っていていい」)
個人の違いを尊重することは大切。しかし、「違いは認める」と言いながら、授業や学校の仕組みが従来のままだと、誰もが学べるようにはなっていません。
違いがあっても参加できる学校をつくる
文字を読む負担、話す難しさ、移動の支援など…その違いによって「誰かが学びにくくなっていないか」「我慢を求めていないか」に気づき、バリアを取り除きます。
その違いから互いに学べる学校へ
多様な視点を持ち寄り、自分とは違う立場から考え、お互いの視野を広げ合う。それ自体が学校での最も大切な「深い学び」になります。
学校にひそむ「見えないバリア」の例
全員が同じ速さで長文を読むことが前提の授業
発表は必ず全員の前で行わなければいけないルール
説明の方法が一つしか用意されていない状態
必要な支援道具を使うことへの周囲の理解不足
「その違いによって、誰かが学びにくくなっていないか?」
「誰かだけが、我慢や努力を多く求められていないか?」
「有明中のきまり」をみんなで考える 4つの視点
生徒会役員選挙での声をきっかけに、共に話し合うための指針
目的:何のためのきまりなのか。
制定された本来の理由や役割を振り返ります。
必要性:今も必要なのか。
生活や時代の変化の中で、今も機能しているか見直します。
影響:そのきまりによって、困っている人はいないか。
自分には何でもないきまりでも、別の人にとっては大きな負担になることがあります。その負担は生徒本人だけでなく、保護者や家庭に生じることもあります。
改善:もっとよい方法はないか。
必要なきまりは理由を確かめて残し、合わなくなっていれば変え、新しく作り直します。
みんなで話し合い、尊重し合う学校づくり
「有明中のきまり」を見直すことは、単にきまりを減らすことではありません。プロセスの中で自分とは違う考えを聞き、自分の考えも見直す。その経験自体が学校での大切な「深い学び」になっていきます。
・「その違いから互いに学べる」。
みんなで考える学校でいたい。
そのことも、有明中学校が大切にする #リスペクト の一つです。
公開日:2026年09月29日 14:23:35
更新日:2026年09月29日 15:03:11