#リスペクト日記

#リスペクト日記

#リスペクト日記 をはじめました。

本校では、教職員が、生徒が、一人ひとりをリスペクトする学校をめざし、
「#リスペクト」という標語を掲げています。

 

●7月16日(木) レスキュークラブの中間報告会

放課後に、レスキュークラブの部員が校長・副校長に向けて活動の中間報告を行いました。

ちょっぴり緊張感のある雰囲気でしたが、素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました。

そなエリア訪問で学んだことや、地震への備え、有明中学校の生徒たちにぜひ伝えたいことなどを発表してくれました。

レスキュークラブは、数ある部活動の中でも、自分のためだけではなく「人に貢献する」ことを目的とした唯一の部活動です。

有明祭での発表がますます楽しみになりました。

これからも応援しています!

 

●7月16日(木) いじめ防止講演会(全校)

スマイリー・キクチさんをお招きし、全校生徒を対象とした「いじめ防止講演会」を開催しました。

スマイリーさんはご自身の壮絶な体験を交えながら、生徒たちを引きつける素晴らしい語りで、
ネット依存になりがちな夏休みを前に、大切なメッセージを伝えてくださいました。

講演の中で特に印象に残った言葉は以下の通りです。

・言葉は、人を傷つけて命を奪うこともある。一方で、人を励まして生かす力もある。言葉の使い方はとても大切。
「正義」と「暴力」は紙一重。自分では正義と思っていても、それが時に暴力に変わることがある。そのことを心に留めて、SNSやインターネットを使ってください。
言葉は、「正しさ」を主張すると争いになりやすいので、「優しさ」というエッセンスを必ず含めてください。

講演の前後に校長室でもお話をさせていただきましたが、
スマイリーさんが常に「ありがとうございます」と感謝の言葉を繰り返しておられたことも、深く心に残りました。

生徒たちも私たち大人も、SNSはもちろん、日常の生活の中で
「優しさ」「励まし」「感謝」の言葉を大切にしたコミュニケーションができる学校を目指したい
と強く感じました。

 

●7月15日(水) 江東区こども議会(3年)

江東区教育委員会は、次期「教育推進プラン・江東」の策定にあたり、主役である子どもたちの声を計画に反映することを目的として「江東区こども議会」を開催しました。

本校からは生徒会の3名が“こども議員”として参加し、うち2名が本会議場の壇上に。

グループ発表では、「これからの学校に必要なもの」をテーマに、生徒たちから具体的な提案がありました。例えば、以下のような内容です。

<提案>

静かに集中して学習するスペースが人によってない
 →空き教室を自習室のような環境にしてほしい。
・電子黒板が人によっては見えづらい状況がある。
 →誰もが見やすい電子黒板に改善してほしい。

生徒たちは、これまでの議論を踏まえ、堂々とした姿勢で発表しました。

これらの提案を受け、議会では「電子黒板を2つ設置するのはどうか」といった具体的な意見交換も行われました。

 

学校教育は、子どもたちのためにあるもの。

校舎や設備を、学び方の違いに関係なく〈誰もが使いやすい〉仕様にしていくことが、
「ユニバーサルデザインの学び舎」としての本来の姿です。

「子どもが環境に合わせる」のではなく、「環境が子どもを迎える」。

一人一人を尊重する“リスペクト”の精神に基づき、子ども自身が当事者意識をもって考えたものでした。

本校もその精神を大切にし、生徒たちと共により良い学校づくりを進めていきたいと思います。

更新日:2025年07月18日 11:15:26