【タイトル】
#リスペクト日記(令和7年前期)【本文】
#リスペクト日記 本校では、教職員が、生徒が、一人ひとりをリスペクトする学校をめざし、 「#リスペクト」という標語を掲げています。 ●10月10日(金)前期終業式 以下、校長講話の内容です。 ーーーー 先日、3年生の修学旅行があり、私も一緒に行きました。 3年生の行動をみて、「本校の最高学年としてふさわしい姿」だと感じました。 なぜ、そう思ったのか。 少し想像してみてください。 学年集会があったとします。 F組のみなさんは、F組の集会を思い浮かべてください。 みんなが座っています。 みんなの前には、代表の生徒がお話をしようとしています。 ただ、場の空気が、少しハイテンション。 列が乱れたり、ざわざわしたりしていました。 そのとき、みなさんなら、どうしますか。 何もしない、何もできない、という人もいるでしょう。 「静かにしよう」とやさしく声をかける人もいるかもしれません。 「静かにしろ!」と強く注意する人もいるかもしれません。 修学旅行では、そんな場面が実際にありました。 でも、そのとき、私は見ました。 「ちょっと静かにしよう」 「端に寄ろう」 「列をそろえよう」 両手を叩いて、「今、切り替えよう」と促す生徒もいました。 その声や促しに気付いたまわりの生徒が、自然に行動を整えていきました。 誰も、その声をうざがったり、冷やかしたりしません。 それは、お互いを、「リスペクト」しているからだと思います。 それが、3年生です。 もちろん、1,2年生でもそのような声かけをする人がいると思います。 しかし、3年生は、その数が圧倒的に多い。 そして、注意というよりは、思いやりであり、気付きであり、優しさです。 他にも、修学旅行では素敵なことがたくさんありましたが、ここでは1つだけ紹介します。 もちろん、3年生にも課題はありました。 それについては3年生のことですから、ここでは言いません。 3年生が一番よく分かっていることです。 さて、1,2年生のみなさん。 学校では日々、いろいろな場面があります。 「少しぐらいならいいか」とか、「見て見ぬふりでもいいか」とか、「私関係ないし」と思うことが、もしかしたらあるかもしれません。 でも、そんなときこそ、自分の中にある「やさしさ」や「誠実さ」を試されている瞬間かもしれません。 正しい行動を声にすることは、簡単ではありません。 けれど、相手を大切に思う心があれば、 その一言には、人を動かす力があります。 私は4月に「#リスペクト」という言葉を掲げました。 それは、「相手を大切にする」という意味です。 そしてもう一つ、「自分の中の正しさを大切にする」という意味でもあります。 相手を大切に思い、 自分の心の声にも正直に生きる。 だからこそ、注意ではなく思いやりの声が出ます。 「整えよう」「切り替えよう」という言葉には、やさしさと誠実さのエネルギーが宿っているように思います。 前期を終える今、どうぞ振り返ってみてください。 自分の中にある「相手を大切にしたい気持ち」「自分の中の正しさを大切にする気持ち」を、 これからはもっと言葉と行動で表してみてください。 そして、3年生のみなさん。 どうか、自分の学年を超えて、学校全体の“良い空気”をつくる存在であり続けてください。 みなさん一人ひとりのやさしさと誠実さが、この学校の空気を作っています。 そのことに感謝して、前期を締めくくります。お話を終わります。 ●10月5日(日)3学年修学旅行 いよいよ、待ちに待った修学旅行です。 班ごとに集まり、新幹線に乗ったところです。 3年生は出発から。きびきびと行動しています! 思い出作りは楽しく。 集団行動は厳しく。 気を付けて行って参ります。 # 今後、3学年の様子は、保護者の皆様にはすぐーるにてお送りします。 ●9月30日(火)連合陸上競技大会 夢の島競技場で、江東区連合陸上競技大会が行われました。 本校からは36名の代表選手が参加しました。 9月に入ってからの全12回の練習。暑さの中で一生懸命取り組んできました。 そして迎えた本番、大会では全員が力を尽くし、精一杯の走り・跳び・投げを見せてくれました。 ●9月27日(土)道徳授業地区公開講座 本校では、道徳授業地区公開講座で、同一の読み物資料を 通常の学級の全学年・学級に配布し、公開授業を行いました。 2年生 3年生 F組では、ルールを題材にした道徳の公開授業をしました。 通常の学級では、その後、保護者の方との意見交換の場を兼ね、 体育館に生徒たちと保護者の方がが集まり、 合同で振り返りの授業をしました。 全学年とも活発が意見が繰り広げられ、前の時間の道徳の授業を振り返りながら、 よりリアリティに自分事として考える時間となりました。 多くの保護者様、地域の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。 ●9月20日(土)有明まつり 有明ガーデンにて「有明まつり」が開催されました。 本校からは、吹奏楽部による演奏や、生徒会の皆さんによる運営協力などで参加しました。 吹奏楽部の演奏では、多くの声援や拍手に包まれ、会場全体が温かな雰囲気に包まれました。 観客の小さな子どもたちがリズムに合わせて体を大きく動かす姿が、とても印象的でした。 また、生徒会の皆さんも、半日にわたり会場運営のお手伝いをしてくれました。 ●9月19日(金)生徒会選挙 立会演説がありました。 「学校の役に立ちたい」「学校をよりよくしたい」「みんなのためになりたい」「工夫できることがあります」 一人一人の立候補者が力強い言葉で生徒達に向けて、演説をしました。 一人一人が立派であり、心が惹かれました。 そして、応援者も、自分の言葉で、立候補者の人柄の一端が伝わるメッセージを話しました。 学校は誰のためにあるか。 ・・・もちろん、生徒のためにあります。 学校をさらによいものにしていくこと。 これは教職員も同じ思いですが、一番の当事者は生徒たち一人一人です。 良いところはさらに伸ばし 課題は伸びしろとして捉える。 一緒に、より良い学校にしていきたいと思います。 このあと、各学級で、今年度の試みである「電子投票」の時間に入りました。 ●9月17日(水)道徳:二通の手紙 3年生の道徳科の授業「二通の手紙」。 授業では、 「決められたルールは必ず守らなければならないのか」 「特別な事情があれば、ルールを破ってもよいのか」 といった問いの言葉が聞こえてきました。 このようなことを話し合う授業展開でした。 あるクラスでは、班ごとに話し合ったことを、代表の生徒が黒板に書いて共有していきました。 また、別のクラスでは、教員が生徒の意見をその都度板書し、構造的に示していました。 さらには、タブレット端末を使うこともあるでしょう。 大切なのは、意見を共有すること、そして多様な考えを知ることです。 加えて、読み物教材から学んだ価値観や話し合いで得た視点を、 自分自身の現実の生活に照らし直して考えること。 さらには、「自分自身」から「私たち」へと、視点や視野を広げ、行動へとつなげていくことです。 3年生になると、こうした広がりを感じ取ることができます。 ●9月16日(火)理科:江東区環境検定に向けて 2年生の理科の授業の導入で、環境検定に向けたお話がありました。 江東区では毎年、地域の子どもたちの環境への意識を高めるために、「江東区環境検定」を実施しています。 本校の2年生も、9月下旬に受検する予定です。 今日のお話を受けて、今後はホームページに掲載されている練習問題や参考書を活用しながら、 江東区における身近な環境から地球環境までを、それぞれが主体的に学んでいきます。 授業の中では、「学ぶことで自分にどんなメリットがあるのか」と考える生徒の姿も見られました。 まずは「自分のため」で十分です。 例えば、表彰を目標に学習に取り組むことも大切なきっかけになるでしょう。 そして、学んだ知識を少しずつ広げていくことで、 「自分のため」から「家族や友達のため」、 さらには「社会や地球のため」へとつなげていくチャンスが生まれます。 今回の環境検定への挑戦が、未来の環境を守る行動へとつながっていくことを願っています。 ●9月11日(木)社会科:教員の授業研究 本日は、3年生の社会の授業で、4月に着任した水野教諭の授業研究がありました。 生徒の後ろに10名程度の教員や講師の先生が並び、 大人にとっては、いつもと違う緊張感の中でしたが、 生徒はリラックスした雰囲気で、授業が進められました。 本校の教育目標の1つは「学び続ける人」。 その前提として、教員もまた、学び続ける存在です。 「学び続ける教師のみが、子どもの前に立つことができる」 校長の好きな言葉です。 私も含め、今後も、みなさんと共に学び続けていきたいと思います。 ●9月10日(水)様々な学び 2年生の数学の授業。 教員と生徒が一つひとつ対話を重ねながら、考え方を深めていきました。 問いかけに答えたり、小さくうなずいたり、じっと黒板を見つめたりする姿や、ノートに式を書き直しながら確かめる様子が見られました。 1年生理科の授業。 それぞれの花のつくりの共通点や相違点をノートにまとめていました。 真剣に絵を描き込む生徒や、友達と小声で確認し合う姿もあり、教室には鉛筆の音が一斉に響いていました。 その音もまた、学びの深まりを示す大切な時間です。 ●9月9日(火) ペア・グループ学習 英語と音楽の授業をのぞいてみました。 ペア学習やグループ学習の時間を積極的にとり、学びを広げていました。 1年生英語の授業 3年生音楽の授業 「表現の仕方を相談して、修正し合う」「互いに音を確認して歌う」など、目標を共有し、互いに学び合う姿が見られました。 ●9月8日(月) 3年生:技能の習得に向けて 本日は、3年生が卒業アルバム用の写真撮影を順に行いました。 その裏で、保健体育の授業ではバレーボールのスパイクの学習。 「あと少し!」「あー、合わない!」 と声を掛け合いながら、タイミングを合わせる練習をしており、 少しずつ動きが揃ってきているようでした。 技能の習得には「お手本」「反復練習」「振り返り」が欠かせません。 これはどのような技能にも共通しています。 今日の授業では「反復練習」が中心でしたが、その中で「どうすれば上達できるか」を考え、振り返りながら練習することで、学びがより深まっていくと思います。 何よりも、楽しそうな雰囲気の中で、自ら進んで練習する姿がとても印象的でした。 ●9月4日(木) 2年生:行ってらっしゃい! 3日間の移動教室が始まりました。 気を付けて行ってらっしゃい!! # この後、保護者の皆様がご覧になる2年生の様子は、すぐーるにてお届けします。 ●9月3日(水) 2年生:移動教室の前後で何が変わるか 明日から3日間、2年生はいよいよ移動教室へ出発します。 今日はその最終確認の授業を、体育館で行いました。 実行委員長の力強い言葉から始まり、各部屋班・生活班の代表が、自分たちの目標や気をつけたいこと、行事への思いを語りました。 耳を傾ける生徒たちの笑顔または真剣な表情から、行事への期待が伝わってきます。 続いて、集団行動に必要な整列の練習。声を掛け合いながら、さまざまな隊形を確認しました。 後半は荷物の最終チェック。忘れ物がないか、友達同士で確認し合う姿も見られました。 3日間は雨模様の天気も予想されています。 安全な環境の中で、多くの経験を積み、無事に帰ってきてくれることを願っています。 そして何より楽しみなのは、移動教室を経て生徒たちがどれだけ成長し、集団として変わって帰ってくるかです。 学校行事は、終わった瞬間よりも、その後の学校生活にどう生きるかが大切です。 自分のことは自分で責任をもって行う 直接自分の利益にならなくても、仲間のために力を尽くす 言葉だけでなく、行動でグループを支える そうした姿が日常に広がったとき、行事の意味が本当に生きてきます。 帰ってきた2年生の、さらに成長した姿を楽しみにしています。 ●9月2日(火) 定期考査の振り返り 今日は、多くの授業で、定期考査の結果の確認や振り返りが行われました。 3年生にとっては、進路を改めて考える大切な時期です。 授業の振り返りでは、「結果を踏まえて自分を見つめること」「最終的には高校で力を伸ばせる進路を選ぶこと」 といったメッセージが、熱を込めて伝えられました。 それを受け、うなずいたり真剣なまなざしを向けたりする生徒の姿が印象的でした。 1・2年生の授業では、答案用紙の返却後に間違えた問題の解き直しや、 復習問題・力試し問題に取り組むなど、振り返りを大切にした学習が進められていました。 定期考査の結果は、特に3年生にとって重要なものです。 しかし同時に、どの学年にとっても「その結果から何を学び、どう成長したか」を振り返ることが、次の学びにつながる大切な一歩になると考えています。 ●9月1日(月) 小中合同防災訓練 本日は「防災の日」です。 本校は有明小学校と施設を一体的に使用している特色を活かし、この日に合わせて「小中合同防災訓練」を行いました。 今回の訓練では、大地震の発生を想定し、生徒たちは 「頭を守る」「ドア・窓を開ける」「カーテンを閉める」 といった基本的な行動を、日頃の学びの積み重ねを活かして落ち着いて実践することができました。 その後、小中それぞれで体育館に集合し、防災について全体で学びました。 真剣な表情で画面を見つめ、自分の命を守るためにどう行動すべきかを考える生徒たちの姿が、とても印象的でした。 また、体育館での学習中には、教職員も担当ごとに分かれて防災訓練を行いました。 小中が共に取り組むことは、施設一体型校ならではの特色です。 日頃から築いてきている教職員同士の信頼関係が、非常時にも生かされることを改めて確かめる機会となりました。 この夏休み中には、全国的に津波警報や注意報が発表され、防災について考える機会を持たれたご家庭も多かったのではないでしょうか。 「防災の日」や「防災週間」をきっかけに、改めてご家庭でも、お子様と防災について話し合っていただければと思います。 地震や暴風雨の際、ご家族はどこに避難するのか 連絡手段はどうするのか。もし連絡が取れなかったらどうするのか こうしたやりとりが、非常時におけるお子様の安心につながります。普段の会話の中で少しずつ確認しておくことが、いざという時の落ち着きや自信にもつながります。 これからも本校では、小中が一体となって地域と連携し、防災教育や避難訓練を積み重ねてまいります。 ●8月29日(金) Good LucK! 定期考査真っ最中。 休憩時間や試験中の様子です。 開始直前まで、互いに問題を出し合う生徒、ひたすら声に出して復唱する生徒、黙々と資料を読み込む生徒。 最後まであきらめず、しっかりと準備していました。 Good Luck! ●8月28日(木) 焼きそば・団子づくり F組は大・調理実習でした。 午前中いっぱいかけて調理をします。 前半は買い物班と準備班に分かれて、材料購入と作業台の準備。 全員が調理室に合流してからは、グループごとに下ごしらえからはじめました。 調理ブックと、Cromebookによるレシピ動画を見ながら、各自協力しながら調理。 わからないときは… 「○○先生、これでいいか教えてください」と丁寧にきいていました。 味付けもとってもよい焼きそばと団子が出来上がりました。 ●8月27日(水) あきらめたらそこで試合終了だよ 今日は、写真は撮れませんでした。 昨日よりもさらに静かに、朝読書の時間に黙々と学習する生徒が印象的でした。 偉人等の言葉をお送りします。 ・努力すればするほど運は味方する(ゲーリー・プレーヤー) ・チャンスは準備された心に訪れる(パスツール) ・自分を信じるだけでいい。そうすれば生きる道が見えてくる(ゲーテ) ・あきらめたらそこで試合終了だよ(スラムダンク・安西先生) ●8月26日(火) 定期考査を前にして 本校では、8月28日(木)から定期考査が始まります。 朝読書の様子です。(3年生) この日は、読書の代わりに参考書を開き、静かに学習に取り組む姿が多く見られました。 1年生の英語の授業では、Kahoot!を使って活気がある雰囲気で復習をしていました。 自分の学びを振り返る時間は、力を積み重ねていくうえでとても大切だと言われています。 定期考査をきっかけに、生徒一人ひとりが自分の力をしっかりと伸ばしていけるよう願っています。 ●8月25日(月) 前期後半のはじまりに 登校時、生徒たちの笑顔をたくさん見ることができました。 「おはようございます!」と元気に声をかけてくれる生徒もいれば、 「まだ眠い〜」と言いながら荷物を抱えて登校する生徒もいました。 また、夏休み前はあまり顔を見せていなかった生徒が、今日は校長室に立ち寄ってくれました。 「久しぶりです」と話す姿に、安心と嬉しさを感じました。 全校集会では、 「登校できれば100点」「家に帰ったら120点」 と伝え、砂時計を見せながら、こう話しました。(プレゼンテーションはこちら) 「砂がたくさんあっても、残り少なくなっても、下に落ちるスピードは同じ。 人間も同じで、やることがたくさんあっても、ほとんど片付いていても、進むスピードは同じ。 やることがたくさんあるときも――今この瞬間、目の前のことを全力で取り組む それが、良い生き方をしていることだよ」 ●8月22日(金) 生徒のみなさんへ みなさん、元気にしていますか。 夏休みがもうすぐ終わり、またみなさんと学校で会えることをとても楽しみにしています。 文部科学大臣から「悩みや不安を一人で抱え込まないで、話してみてください」 というメッセージが届いています。 夏休み明けの学校を、ワクワクしている人もいれば、 ちょっと不安で気持ちが重たい人もいるかもしれません。 どんな気持ちも間違いではありません。 大切なのは「自分の気持ちをそのまま大事にすること」です。 もし元気が出ないときは、一人で抱え込む必要はありません。 教員でも、友だちでも、ご家族でも、安心して話せる人に言葉にしてみてください。 有明中学校は、みなさん一人一人が「自分らしくいていい場所」です。 前期の後半も、自分のペースで、一歩ずつ歩んでいきましょう。 ●7月16日(木) レスキュークラブの中間報告会 放課後に、レスキュークラブの部員が校長・副校長に向けて活動の中間報告を行いました。 ちょっぴり緊張感のある雰囲気でしたが、素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました。 そなエリア訪問で学んだことや、地震への備え、有明中学校の生徒たちにぜひ伝えたいことなどを発表してくれました。 レスキュークラブは、数ある活動の中でも、自分のためだけではなく「人に貢献する」ことを目的とした唯一のクラブ活動です。 有明祭での発表がますます楽しみになりました。 これからも応援しています! ●7月16日(木) いじめ防止講演会(全校) スマイリー・キクチさんをお招きし、全校生徒を対象とした「いじめ防止講演会」を開催しました。 スマイリーさんはご自身の壮絶な体験を交えながら、生徒たちを引きつける素晴らしい語りで、 ネット依存になりがちな夏休みを前に、大切なメッセージを伝えてくださいました。 講演の中で特に印象に残った言葉は以下の通りです。 ・言葉は、人を傷つけて命を奪うこともある。一方で、人を励まして生かす力もある。言葉の使い方はとても大切。 ・「正義」と「暴力」は紙一重。自分では正義と思っていても、それが時に暴力に変わることがある。そのことを心に留めて、SNSやインターネットを使ってください。 ・言葉は、「正しさ」を主張すると争いになりやすいので、「優しさ」というエッセンスを必ず含めてください。 講演の前後に校長室でもお話をさせていただきましたが、 スマイリーさんが常に「ありがとうございます」と感謝の言葉を繰り返しておられたことも、深く心に残りました。 生徒たちも私たち大人も、SNSはもちろん、日常の生活の中で 「優しさ」「励まし」「感謝」の言葉を大切にしたコミュニケーションができる学校を目指したい と強く感じました。 ●7月15日(水) 江東区こども議会(3年) 江東区教育委員会は、次期「教育推進プラン・江東」の策定にあたり、主役である子どもたちの声を計画に反映することを目的として「江東区こども議会」を開催しました。 本校からは生徒会の3名が“こども議員”として参加し、うち2名が本会議場の壇上に。 グループ発表では、「これからの学校に必要なもの」をテーマに、生徒たちから具体的な提案がありました。例えば、以下のような内容です。 <提案> ・静かに集中して学習するスペースが人によってない →空き教室を自習室のような環境にしてほしい。 ・電子黒板が人によっては見えづらい状況がある。 →誰もが見やすい電子黒板に改善してほしい。 生徒たちは、これまでの議論を踏まえ、堂々とした姿勢で発表しました。 これらの提案を受け、議会では「電子黒板を2つ設置するのはどうか」といった具体的な意見交換も行われました。 学校教育は、子どもたちのためにあるもの。 校舎や設備を、学び方の違いに関係なく〈誰もが使いやすい〉仕様にしていくことが、 「ユニバーサルデザインの学び舎」としての本来の姿です。 「子どもが環境に合わせる」のではなく、「環境が子どもを迎える」。 一人一人を尊重する“リスペクト”の精神に基づき、子ども自身が当事者意識をもって考えたものでした。 本校もその精神を大切にし、生徒たちと共により良い学校づくりを進めていきたいと思います。【添付ファイル】
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